てづくりサーカスの思い

モノ作りを通して

色々な物がデジタルになり、知りたい事を簡単に調べられても、そこから正しい答えが見つけられない人や、物事の判断が自分でできない人が増える中、モノ作りを通して自身の価値観や判断力を養い「自分」を表現できる人を増やしたい。

高いお金を払って得る技術もあるが、例えば木でモノを作る事によって感じる難しさ・とげの痛み・達成感、そんな経験から作り手の作品を見た時の作品の重みや大変さ、価値がわかる人を増やしたい。

身一つで何かやろうと思った時に自分にしかできない何かを生み出せる人を増やしたい。

震災で全てを無くす事があっても、そこで生きていかなくてはいけない現実があっても木を見つけて必要な何かを作り生きていける人を増やしたい。

てづくりサーカスはそんなおもいが集まって運営されています。

「てづくりサーカスを通して何がしたいのか」

新たなモノづくりイベントを行うことにより作り手を育てる場所を作り店舗や工房が増えることで西宮発の他にはない「ものづくりの文化」を作る

  • イベントに出店される作り手は良い作品は作れるが先が見えなく不安を抱える方が多く存在します。
  • 作り手に協力し事業として安定させる。
  • 店舗や工房など、自身のやりたいスタイルで「自分の場所」を持てるように応援していく

場所つくり

イベントが安定し、西宮に作り手が増えた頃「ここにしかないモノ」が揃う施設を造る。

「店舗」のイメージができる展示スペースや、新たな作り手養成の作業場や会議室があり、個々の作り手がもつ疑問や悩みを相談、解消し発展することにより西宮発の他にはない「ものづくりの文化」をつくる。

「ものづくりの文化」をつくる

日々仕事に追われるサラリーマン、日々の家事や育児に追われる主婦、学校で居場所を求める学生、夢を見る事のできない若者、年を重ねてお金があっても日々を謳歌できない人。

そんな人達に自分にしかできない、自分にしか表現できないモノがあったらどうだろうか?

自身を見直しながら自分らしいモノづくりを少しずつでも始めてはどうか?

芸大出でなくとも、不器用でも、趣味であっても時間を忘れられるほど充実した時を過ごせたら、それを糧に生きる道もあるのではないだろうか。

最初は販売できるモノでなくても他人に認められなくとも自分が満足できればそれでいい、そこから腕をあげ、拘りができ、悩みながらも自信がつき、自分にしかできないモノを生み、広がっていく。

モノづくりとは他人には介入できない自分との対話である。

そんなモノづくりの世界をつくる。
誰でもいつでも始められるものづくりの文化をつくる。